高校時代からの唯一無二の心友のオスス。
彼と僕は学生時代からずっと、会えばお互いの恋愛の話ばかりを延々とする関係。
彼と僕の恋愛における共通点は、
自分が"いつまでも彼女の王子様でいられるか"。それが物凄く重要なんです。
この作品を観てそうだったことに、今更ながら気付かされた。
彼も僕も、些かイタイなぁと客観視すると感じてまうけど。
大切な人が出来たら、ずっとその人の1番でいたいよね。
幸せにできるのも、笑わせてあげるのも、痛みを和らげることがてきるのも、守ってあげれるのも。
登場人物のヒロとユウがいいんです。
彼らのミカへの想いがね。熱く、深く、広く。
劇中の言葉を借りるなら"空"と"海"。
彼らの想いが切なく、時に痛いのね。
大好きな人を守ってあげれるのが、幸せにできるのが、自分じゃないんやと理解した時の気持ちが、凄く痛いんよね。
ヒロとユウの心が見えた時に、涙が止まらない。
僕は、彼らの様に潔く指輪を投げることなんかできへんかったなぁ。
僕は、4年付き合った人生初の元カノと買った人生初のペアリングを今でも大切にしてるもんなぁ。
彼女に対してある未練は"僕がもっと大人やったら"それだけ。
だからか、その指輪を見ると不思議と力が湧いてくるのね。
空は僕達の上にずっといてくれる。
空を見上げて、誰かを想えることはとても素敵なこと。
ちょっぴり痛みも伴うこともあるけど、めちゃくちゃ素敵な感情。
あなたは、誰を想い空を見上げますか。
"同情なんかじゃない。恋をしてるだけ"
by ミカ
cast(役者·キャラ) 4.5
story(物語) 5
architecture(構成) 3.5
Picture(画) 4
acoustic (音) 4
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