イチロー51

実録外伝 大阪電撃作戦のイチロー51のレビュー・感想・評価

実録外伝 大阪電撃作戦(1976年製作の映画)
3.0
昭和35年の大阪を舞台に、戦後最大規模の暴力団抗争事件を描いた実録ヤクザ映画。
神戸の山口組が大阪進出を図り、幹部が乗り込み、地場の暴力団を取り込んでいくと言う史実に基づいたシナリオです。

出演は、松方弘樹、梅宮辰夫、渡瀬恒彦、成田三樹夫、目黒祐樹、室田日出男、小林旭、伊吹吾郎、丹波哲郎、石橋蓮司、川谷拓三ほか。

冒頭のナレーションで、「ドブ沼から湧き出たような、名も無い戦後派の新興暴力団と神戸の大組織の暴力団の抗争」と説明されますが、新興勢力が松方弘樹達の側だという重要なことが、しばらく分かりませんでした。多数の登場人物が出てくるので、所々でナレーションによる説明が必要です。
仁義なき戦いの俳優が数多く出演されていますが、やはり名作と比較すると劣りますね。