ゆっきー

実録外伝 大阪電撃作戦のゆっきーのレビュー・感想・評価

実録外伝 大阪電撃作戦(1976年製作の映画)
4.5
再見。死ぬほど好き。今みるとお話らしきお話がほぼ無いのが凄い。細部の肉付けの映画。冒頭で渡瀬恒彦がポーンと投げたタオルがたつにいの手元のリングロープに引っかかる場面、『アキレスと亀』のラストの蹴られた缶ばりの映画の奇跡では?

ゴミ捨て場で松方弘樹が渡瀬恒彦の亡骸を抱えるショットは歴史上最高のショット。背景で車が燃えてるのがめちゃくちゃかっちょええ。
あとはアジトの中でコタツに入った渡瀬が横になってから1回起き上がって「また(暗殺を)やろうや」と言う場面の役者の動かし方の見事さね。
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