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陽気な幽霊のslowのレビュー・感想・評価

陽気な幽霊(1945年製作の映画)
3.6
カラー初の幽霊映画。
{あらすじ}ーーーーーーーーーーー
交霊会で現れた幽霊夫人により、
旦那と奥さんとの関係にヒビが!…
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ジャケで書いてるのは全部大ウソ!!!

・"幽霊夫人がセクシーで魅惑たっぷり"
・"『ゴースト/ニューヨークの幻』に影響"
この二つの要素はないっ!

幽霊夫人は小悪魔キャラでイラつくし,
化粧も青白くてチョー不気味!
それよりオシャレで美人な現・奥さんと
おっさんみたいなおばさん霊媒師のほうが
圧倒的に魅力的だった( ´∀`)♪

上記の映画だとラブストーリーと思うが
ラブ要素なんて一切ナシ!
金持ちで女好きな旦那に
とんでもないオチが用意される
痛快なホラーコメディでしたヽ(*´▽)ノ♪

特筆すべきは、 「幽霊の演出」

「物体浮遊・体を通過」のほか、
幽霊と生者との違いを「色の差」で表現し,
風になびかせるという凝った演出に、
「自分にしか見えない幽霊が
自分には見えてない別の幽霊に追われる」
↑をドアと風の演出で表現する
技術の高さは今見ても「すごい」と思うのがすごい!

そして「予想つかない展開」

意外な展開から意外な人物が活躍し、
更にオチにはブラックユーモアが効いており
「監督、降参ですっ!」と言いたくなるw

個人的に良かったのは「テンポの早さ」
みんな早口で超スピードに展開するので
早送りで見てるカンジだった…(* ̄∇ ̄)w

…しかし、これを見終わって
"陽気な幽霊"って題名を見ると鳥肌がたつ…
この題名を選んだ人、天才だわ!笑

喜劇か、ガチのホラーか…
どのジャンルで捉えるか、
それはあなた次第。。。∀・)
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