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天国と地獄のAMのネタバレレビュー・内容・結末

天国と地獄(1963年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

驚くことにこれだけ緊迫した全編、
途中犯人の顔はひょいっといれてくる。
後半にも一度。
ここではっとさせられる。
犯人のことより、
同情の方(被害者達に対する)
が勝つあなたたちは、
愛に溢れた方です。
と言われているよう。
(な気がした)
これをみて犯人のことばかり考えている人とは
良い意味でも悪い意味でも
(ほぼ悪い意味で)馬が合わなそうです。
ところで二回見えた玄関の外の緑。
なにマンションなのに玄関の外庭って。
こんなことをしでかすのは精神異常者に違いないと言わしめて、犯人、医学部の実習生っていう、なんと皮肉な。しかもイケメン。ははは。学歴関係ねえよね。
「……生憎、花を買いに行くようなつらの奴は一人もいません。」爆笑。
終盤、ホシが街中で権藤さん見つけた時は
世界一面白いシーンが見られるんじゃないかと直感で本気で感じた。
「親切な気持ちで嘘を言われるより、残酷な気持ちで本当のことを言ってもらった方がいいな」
「幸福な人間を不幸にすることは、不幸な人間からするとなかなか面白いこと」
いやあ、最後は「冷血」や「ダンサーインザダーク」くらいズシンと胸に来る終わり方。
最後にメモがてら
縁日の価格表を。
肉そば150円
鳥そば150円
五目そば250円
シューマイ100円
クラッカー40円
カツ丼100円
豚鍋200円
特製桜鍋120円
寄せ鍋170円
スキヤキ200円
オムライス100円
チキンライス100円
ハムライス100円
ポークライス100円
ビーフステーキ300円
ウイスキー200円
ヘロイン20000円
身代金30000000円

スキヤキ安い
身代金バカ高ぇ
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