Tom

天国と地獄のTomのネタバレレビュー・内容・結末

天国と地獄(1963年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

原作小説はエド・マクベインの「キングの身代金」。
靴会社の現場主任の男のもとへ息子を誘拐したとの電話が来るが、
誘拐されたのは彼のお抱え運転手の子供で...。という物語。
前半の、部屋の中で登場人物たちが話し合うパートが特によかった。舞台の芝居を見ているような構図。話しているだけなのに面白い。12人の怒れる男みたいな。
後半の捜査パートも面白かった。
高速のインターチェンジ付近に歩行者がわんさかいるというのが時代を感じさせる。
殺人を再現させるというのは違法捜査ではないんだろうか。
ヤク中とか精神病云々とか、結構際どい内容を扱っているんだな。
犯人・竹内が権藤からタバコの火をもらうシーンは本当に畜生。
竹内を演じる山崎努が若い。イケメン。
インターンって本当に医者と同じようなことやってたんだな。
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