ジョン

天国と地獄のジョンのレビュー・感想・評価

天国と地獄(1963年製作の映画)
5.0
前半は列車シーンがとにかくすごくて、トリックの巧さも相まり、犯罪物の1つの理想形を体現してると思う。

後半、犯人を泳がせたことにより死者が出るという展開は、警察側に感情移入して観ていると、いきなりでギョッとしてしまう。正義の側が抱える無意識のエゴや、(誘拐の被害者と道端の浮浪者の)命の不平等性を表したみたいで面白いなあと思う。
ジョン

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