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聴こえてる、ふりをしただけのSUのレビュー・感想・評価

2.5
精神科の看護師であるという監督の信憑性ある心理描写は丁寧だが、ちょっと映画的面白さには欠けるような。
オバケでも会いたい人がいる。オバケの存在を克服する成長。相反する思いで阻害される絆。他意も悪意もない発言に傷つけられたり、大人の安易な励ましが無責任な発言となって傷つけてしまうなど、人の気持ちを考えずに発する何気ない言葉の危うさなど重要な要素があちこちに。
多感な時期の子供時代特有の拗れをリアルに捉えているものの、長編でなくても良かったような。
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