宇宙から来た謎の巨大ロボットと少年の心の交流。
手書き感満載で動きすぎるほどになめらかなキャラクターの動きにアニメーターの職人魂とシンプルな中にロボットの細部にまで作りこまれているデザインにセンスを感じる。
小さな港町が舞台ではあるけれどこれってどこかでなにかが違ってたら地球が滅んでいてもおかしくない規模の物語だね。
ロボットとはじめに出会ったのが無邪気な少年ホーガースではなくケントのような人だったらと考えるとそれは恐ろしい地獄絵図が広がっていたであろう…。
神様なのか遠い異星人なのか誰がなんの為に作ったのかそれとも宇宙の未知の生き物なのかジャイアントの正体はわからないけども少なくとも地球を滅ぼせるほどのチカラを持った存在であることだけはたしかだ。
人が3人以上集まると戦争がはじまると誰かが言ってたのを思い出す、知らないものを恐れて排除しようとして結果自分を滅ぼしてしまいそうになっているケントのようにならないように自分の無知を知ることと相手への思いやりを大事にしたいな。