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アイアン・ジャイアントのろのレビュー・感想・評価

アイアン・ジャイアント(1999年製作の映画)
5.0

「自分のなりたい自分になれ」

ロボットと少年の友情物語かと思いきや、あれよあれよと戦争映画に。

舞台は1957年アメリカ。
ホーガース少年が学校で観るのは原爆アニメーション、少年が出会った捜査官は「我々は驚異の時代を生きている。核の時代だ」と目を輝かせる。
誤解が誤解を招き、取り返しのつかないことになっていく展開。目を伏せたくなりました。


スイッチがオンになる時、二人の友情が生まれる

部屋でホラー映画を観ていたホーガースは、テレビのチューナーが壊れていることをきっかけに夜の森へ。そこで出会ったのは巨大なロボット“アイアン・ジャイアント”だった。

どこまでもついてくる大きな子ども ジャイアント。
ホーガースとジャイアントはいつしか友情で結ばれる。
しかし一緒に遊ぶうち、ジャイアントの秘密に気づいていく。


「殺すのは悪いけど、死ぬのは悪くない」
搭載されたシステムと心優しい魂。
相反する二つの自分に悩まされるジャイアント。
しかし、最後は自分の意志で憧れの“スーパーマン”になる道を選ぶ。



今度観るときは、「チャイナシンドローム」「チェルノブイリハート」と併せて鑑賞したいです。








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