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アイアン・ジャイアントのKUBOのレビュー・感想・評価

アイアン・ジャイアント(1999年製作の映画)
4.5
やっぱり「アイアン・ジャイアント」はおもしろいや!

「レディ・プレイヤー1」での大活躍に、「アメリカ人、そんなに『アイアン・ジャイアント』好きだったんだ!」って実は少しびっくりしてた。

日本ではほとんど知名度なかったんで、「何だ? あのロボット、ガンダムより目立って」って思った人も多いと思うんだけど、私は大好きな映画&キャラだったんで、実はとても喜んでた。

公開時、まだ幼児だった息子を連れていっしょに見て、親が感動して、アイアン・ジャイアントのフィギュア買ってしまいこんでた。引越しでずいぶんフィギュアを売ったけど、アイアン・ジャイアントは売らずに残した。思い入れあるんでね。

久しぶりに見て、最初はキャラクターデザインの古臭さに、今の鑑賞には耐えられないかな?なんて思ったけど、すぐに慣れちゃって、それよりシンプルながら笑いとスリルのバランスの取れた素晴らしいストーリーに引き込まれた。

これって、今見ると、まんま「スティッチ」だよね。記憶をなくした最強兵器が子どもと出会うバディもの。いい奴なのに追っ手に追われて不本意ながら闘うことになる。

ラストに向かっては「ジャイアント・ロボ」。みんなを守るために飛び立つロボットの姿に大人が涙する。やっぱりいい作品だなぁ。

大好きなアイアン・ジャイアントに、「レディ・プレイヤー1」のおかげで再びスポットが当たり、今まで知らなかった映画ファンにも見てもらえる機会が増えたことはなんとも喜ばしい。

私、今回再鑑賞するまで全然気がついていなかったんですが、これ、あのブラッド・バードの監督第1作だったんですね。おもしろいわけだ!

子どもが楽しめるのはもちろん、大人も感動できる、こういうのを本当に良いアニメって言うんだろうな。見てない人は必見!
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