若大将オーウェン

リトル・マーメイドの若大将オーウェンのレビュー・感想・評価

リトル・マーメイド(1989年製作の映画)
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記憶無くすぐらい久しぶりに見ました。
歌、曲とキャラが一番の魅力ですね。
サブキャラまでちゃんと存在意義があって、とりあえずマスコットとして設定されるアニメとは雲泥の差です。
また思春期の娘のここじゃないどこかへの憧れと父・娘の葛藤がメインで普遍的だと思いました。
あと声を失うヒロインというのは、現代的ですがそこにはあまり葛藤がありません。
84分だけど、話の立ち上がりはやや遅めで、3日の期限で魔女と契約するのが、ミッドポイントだと思いますが中盤過ぎです。
そのため本来ならテーマになりうる、自然界と人間界の葛藤は描かれません。
それでもディズニー最後のセルアニメとして、見ているだけで楽しいとてもキュートな作品でした。