賽の河原

リトル・マーメイドの賽の河原のレビュー・感想・評価

リトル・マーメイド(1989年製作の映画)
3.6
最近ディズニープリンセス観るのハマってますね。短いし楽しめるし最高ですよ。このお話は過渡期的な作品ですよね。
人間から見ると海の底であろうとすっごく自由に泳げるアリエルは楽しそうな一方で、アリエルはそれに不満で、プリンセスが開けた新しい世界、ここではないどこかに自ら踏み出すっていう意味では現代的なんだけど、アリエルちゃんは結構面食いっていうw
着地もクラシカルですけど、逆に最近のディズニープリンセスの政治的正しさ気にしすぎな感じよりストレートに楽しめるというのはありますよね。なによりフォークやパイプの使い方とかアリエルはとってもチャーミングですよね。声を奪われるといあ筋もアニメーションならではの挑戦といえますし。曲は今のメロディアスな路線ではなく、詞で語っていくスタイルね。魔女の歌とかやっぱり女は黙って可愛ければいいんだっていうジェンダー性の嚆矢もありますし。魔女が大きくなったりとかいうアレもモアナ見た後だとなるほどなあと思いましたしね。面白かったです。
賽の河原

賽の河原