ハンバーグ少佐

マトリックス レボリューションズのハンバーグ少佐のネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

3部作のラスト。スタイリッシュさは減りゴリゴリのアメリカンアクション映画の雰囲気が(笑)それが好き!!実写でこの表現をやりたかったのか!!が満載(笑)
2部でぶちまけた謎がこんな形に展開していくとは……壮大な戦いの果てに得たのは、大多数の人からしたら少しだけ良くなった世界というラストも好感。
公開直後劇場で鑑賞。全くもって理解不能でしたが、その後DVDを繰り返し見たり、コンピューターというものが身近になっていくにつれて理解。
完全理解ではないとは自負しておりますが、それでもこれが傑作である!と思えるほどには理解!!
とにかく3部通して難解ではあります。

機械と人類の全面戦争。機械を制御出来なかった人類と、人類を支配していたプログラムを制御出来なくなった機械。夢であってもマトリックスのその世界は、ある意味尊い愛すべき平和な世界なのかもしれない。有線でしか繋がれない人類と機械にあって、最早覚醒しきったネオは無線で繋がれる存在に。互いの平和の為にネオはその身を捧げる。互いの平和と理解の為に。何も知らないマトリックスの住人達には何も変わらない平和な日が訪れた。ほんの少しの希望を添えて。僕らは所詮はマトリックスの住人なんだなあ。