コマミー

マトリックス レボリューションズのコマミーのレビュー・感想・評価

4.2
【神殿を守る光】

※「マトリックス」シリーズを巡る旅③(アニマトリックスは、番外編として紹介します。)


始まりがあるものには、終わりが来る…。

「リローデッド」の最後にそんなセリフが、預言者から語られ、その預言者通りに[なるか、ならないか]を、この「レボリューション」ではネオに問われる時がくるのである。
人間とバーチャルの抗争が遂に終わる本作なのだが、どうやら前作と比べると少々"バイオレンス"の要素も追加されており、アクションもよりハードになって作られたようだ。そして、ネオが救世主になった時の"着地点"が、本作にはあるのである。

それに本作では、「光」がキーワードとなっている。つまり光="エネルギー"だ。まぁ、詳しくは観てもらいたいのだが、ネオは光の力を使って、人知を超えた力を発揮するのである。
考えてみれば、我々の生活には「光」がそこかしらに点在してある。人の生活に光が重宝されるように、この世界でも光がとてつもなく重要になってくるのである。

つまり、ネオ="光"なのだ。エネルギーなのだ。

エネルギーが誕生する瞬間を、見届けてほしい…。
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