映画の味方あっつマン

RENT/レントの映画の味方あっつマンのレビュー・感想・評価

RENT/レント(2005年製作の映画)
3.6
80年代のNY。ミュージシャンとして大成することを夢見ている野心家のロジャーは、恋人の死によって精神的に打ちひしがれていた。そんな中、階下に住んでいるエキゾチックな雰囲気が魅力的なダンサーのミミに心惹かれ始めたロジャーは、彼女との新しい恋に踏み出せずに悩んでいた——。

ジャコモ・プッチーニが作曲したオペラ「ラ・ボエーム」を原作としたブロードウェイミュージカル「レント」を映画化。

ミュージシャンや映像クリエイターになる夢を追いかけ、毎月の家賃(レント)も払えない貧乏な若者たち。

LGBTQ、エイズ、ドラッグ、貧困などNYの若者らしい重い現実を扱っているけど、アップテンポなサウンドと、力強い歌声と、前向きな詞で、一年を、今日を、生きぬく活力をくれる素敵な映画だった。

個人的には、「Five hundred twenty-five thousand six hundred minutes(52万5,600分)」「No Day but Today(あるのは今日という日だけ)」という詞が特に好きだ。

✳︎ ✳︎ ✳︎

ブロードウェイミュージカル「RENT」来日公演2018、渋谷ヒカリエ・東急シアターオーブで開催とのこと。

【詳細】
ブロードウェイミュージカル「RENT」来日公演2018
日時:2018年8月1日(水)〜8月12日(日) 全17公演
会場:東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ11階)
料金:S席 13,000円、A席 11,000円、B席 9,000円、エンジェルシート 6,500円
主催・企画・招聘:キョードー東京