片腕マシンボーイ

RENT/レントの片腕マシンボーイのレビュー・感想・評価

RENT/レント(2005年製作の映画)
4.6
はぁ……最愛のミュージカル映画を劇場で観れる幸せ
もちろん好き過ぎる本作は家にあるDVDでVHSやったら擦り切れるほど繰り返し観ているワケですが(言い過ぎ)、単に歳のせいで涙腺ぶっ壊れたのか?大スクリーンの喜びに感動が膨れ上がったんか……まぢパール・ジャム入りのミネラルウォーター飲んだか?っつ〜レベルの号泣で、まぢ隣の席とかに人いなくて良かった〜無い胸撫で下ろしたよねぇ

ニューヨークに暮らす芸術家のたまご達が貧さや病魔に苛まれながらも愛や夢に生きるぞ!ってお話

今や洋画をさっぱり観なくなったマシンボーイも音楽はアメリカ産イギリス産オーストラリア産その他いろいろと好きやからね!音楽映画だけは結構観ているワケよ、でもマヂメリケン産ミュージカル映画でも本作は別格が過ぎるんよ……
もうな、オープニングの名曲「シーズンズ・オブ・ラヴ」からもう鳥肌、映画のサントラは普段聴かないマシンボーイやけど本作のんだけはマシンボーイ愛用iPhone、通称橋本iChaneにサントラ入っていて定期的に聴いているくらい好きな曲ばかりで、(最近は「王様戦隊キングオージャー」のサントラで「もっふんのうた」聴いているんはここだけの話……)、続く楽曲「レント」のシーンは、いつも低予算の作品を中心に愛しているマシンボーイだけど、こういう演出見るとお金かけた作品も悪くないなぁ、なる
その後も
「アウト・トゥナイト」
「ラ・ヴィ・ボエーム」
「アイ・シュッド・テル・ユー」
「アイル・カヴァー・ユー・リプライズ」
などなどまあ曲が良い、名曲揃い、どの曲も鳥肌ブワッ

特にライフカフェのシーンの「ラ・ヴィ・ボエーム」からの「アイ・シュッド・テル・ユー」そして再び「ラ・ヴィ・ボエーム」に戻る流れな…ゲロ吐きそうなくらい好き!いや「ラ・ヴィ・ボエーム」の若き芸術家達の迸る情熱、からのようやく頑なな態度を解きミミの熱烈なアピールを受け入れるロジャーの「アイ・シュッド・テル・ユー」な!まぢ今回マシンボーイは黒澤きた〜!からの極上の甘さにまぢ涙腺崩壊したし、「アイ・シュッド・テル・ユー」って「愛してる」に聴こえてキュンキュンすんのな!くぅ〜マシンボーイもミミちゃん愛しているんよ!ぺろぺろ

うむ、さらに何が良いってやっぱりキャストな!
そうね、欧米人にほぼ興味が無いマシンボーイが本作でロザリオ・ドーソンが演じるミミにはゾッコンなのは有名な話で、もうロザリオ・ドーソンがめちゃキュートで、「ラストサマー」シリーズのラブちゃんのおっぱい、「36PASOS」の絶対的センターエミリアたんと並び、本作のミミちゃんは、マシンボーイの好きな欧米映画ヒロインスリートップのひとりなんよねぇ、特に婚約パーティーで突然の大喧嘩にビックリのミミちゃんの笑顔よ!好き

そしてキャストで言えば、あの松たか子が歌うディズニーソングのオリジナルを歌っているイディナ・メンゼル始めとするブロードウェイミュージカル「RENT」オリジナルキャストが多数出演するのが素晴らしい!
やっぱり人気の映画スターが付け焼き刃の歌とダンスする作品とは迫力が違うし、ロザリオ・ドーソンやトレイシー・トムズといった映画版からのキャストも引っ張られるように素晴らしい歌唱力を魅せる
イディナ・メンゼル以上に好きなんはドラァグクイーン、エンジェル役のウィルソン・ジャメイン・ヘレディアな!オシャレでキュートなんやが、乱闘シーンでは1番の大暴れ!ゲラゲラ、唯一秋田犬をぶん投げたんは許せんが!ぷんすか!
そしてその相方トム・コリンズ役のジェシー・L・マーティンも良き!2人で最強感が素晴らしい!

そんな魅力的なキャラ達が、その瞬間瞬間を貧困に負けず!病魔の恐怖に負けず!夢に愛に友情に全力で生きる若い芸術家達の姿に憧れる
普段はアメリカはバカの国〜、なんて言っているマシンボーイもアメリカのアート、ロックンロール、ジャズ、プロレス、といった文化は愛しているのでこの芸術家のたまご達の自由かつアグレッシブな生活には憧れしかないですねぇ
まぁ90年代後半のニューヨークだからこその世界観で、現代の東京でやったら速攻路頭に迷うけどね……、バカの国のバカな時代だからこそ成立する最高の音楽エンターテインメントやったねぇ、大好き〜