【フランス落語】
おまると下剤で、ここまで大人も耐えうるコメディが作れるとは思いもよらなかった。
フランス語の軽やかな台詞が、ギャグが爆走し心地よい。
Quoi, quoi, quoi, pourquoi?
(何、何、何、なぜなん?)
とフランス語が映画を豪速球で駆け巡っており、フランス語を全力で勉強していた大学1年生の時に観たかった。
さて、所謂トイレ映画の先駆者は「サイコ」だと言われているが、実は本作こそトイレ映画の祖先だ。
ルノワールは、本物のトイレの音を同時録音することに拘り本作を作ったとのこと。
バケツからおまる、トイレへと
人々を向かわせる巧みな脚本の末に流れるトイレの爆音に最高級の笑いが引き出されていた。
ウーン素晴らしい。