オーウェン

ラブソングができるまでのオーウェンのレビュー・感想・評価

ラブソングができるまで(2007年製作の映画)
3.4
80年代の人気バンドであったPOP。
そのメインボーカルを務めるアレックスだが今は歌作りのほうに転進。
その彼がカリスマな歌姫コーラから曲の提供をする依頼を受ける。
再起とばかりに意気込むが、歌詞が出てこない。そんなとき彼の部屋にはアルバイトで鉢の水やりを行うソフィーが。

いきなりヒュー・グラントがワム!のパロディのようなミュージックビデオで、尻や腰を振りまくる。
80年代のパロディではあるのだが、グラント自身のパロディでもある。
英国美男子で売っていたが、いつの間にか情けない男役が板についてしまった。

相手はドリュー・バリモアということで、ラブコメの理想のカップルの組み合わせが出来る。
二人のラブソング作りを通じて心が触れ合っていくと至ってシンプルであり新味は乏しいが、安定感があるので嫌な気分になることはまずない。

ところでコーラは明らかにシャキーラのパロディみたいな存在だが、もう少し造形を何とかした方が(笑)
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