てぃだ

グロリアのてぃだのレビュー・感想・評価

グロリア(1980年製作の映画)
2.8
午前十時の映画祭。ビル・コンティのBGMがなかったらかなりきつかったかもしんない。あってよかった。冒頭のタイトルやクレジット出るとこと、「何かヤバイ」ヤマに巻き込まれた家族の緊迫感、悲壮感には引き込まれるも、グロリアと少年の運命がいざ交差してからは一向に心躍られない。それどころか、グロリアも少年もどっちもあんまり好きになれない上に、二人のやりとりがサッパリ面白くない(唯一面白いと思ったのは墓参りの場面と裏口から逃げだす場面ぐらい)ので正直参った。おまけにグロリアが全然セクシーでもない笑(余計なお世話か。まぁでも逆にセクシーじゃないからこそその図太く生きている感じが生きているんだろうけど。)後で調べてみたら、グロリア役のローランズが本作でオスカー主演女優賞にノミネートされている傍らで、少年役の彼はラジー賞を受賞しているようで笑った。うん確かに煩わしいだけでほんとに邪魔だったんだもんなぁあの子。改めて子役は難しいものだなぁと思った。
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