濃霧が立ち込めたある日。デイヴィッドは近所のスーパーに子供と出かける。すると突然、血だらけの男が駆け込んで来て叫ぶ。
「霧の中に何かいる!」
それを信じ慎重になるもの、
冗談だとあざ笑うもの、
全て神の思召しと黙示録を唱えるもの、
それぞれの思惑が絡み合い、負のスパイラルへ突き進む。
胸糞映画の金字塔的存在。
わざわざ憂鬱になりたくないので避けて来たが、なんとなくもうそろそろいいかなと思い鑑賞。うん、暗い。
ドラえもんって、映画ではジャイアンがいい奴になりますよね。
この作品が言いたいことは、ジャイアンは所詮ジャイアンってことなんじゃないかな。なんなら、しずかちゃんすら、もしもの時にはジャイアンになりえちゃう。
災害よりも、バケモノよりも、神や悪魔よりも、何よりも怖いものは人間です。
でも、決して希望を捨ててはいけません。
そんな教訓を、どぎつく叩きつけられました。
胸糞覚悟で鑑賞してください。