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ミストのnenecoのレビュー・感想・評価

ミスト(2007年製作の映画)
4.0
記録。

『霧の中に潜むモノ。そして、』

最後まで「どうなるの?どうなるの?」と、見事最後まで見入ってしまう作品でした。
もうどこにこの感情をぶつけたら良いのか分からないくらいの悔しさ、やりきれなさ、、本当に「悔しい」の一言に尽きます。

サイレン、人々の表情から緊張感が伝わり、観ているこちら側も身体に力が入りました。

撮り方(カメラワーク)がドキュメンタリーのようで(スーパーの中で、最初の状況が分からず混乱している様子)、観ていて非常にリアリティーがあるなぁと思った◎

主演のトーマス・ジェーンの悔しさ、怒り、無力感、パニック、絶望、、本当に伝わる演技!!素晴らしかった!

信者はうざかった、、「黙っとけよ」って言いそうになるほどうざかった、、そして増えていく信者、、ああもう!!!笑
でもパニック状態の時って、現状を直視したくないから、今回のように信仰に目を向けて自分を落ち着かせているんだろうな~と人間の心理についても考えさせられたけど、、それでも、、ああもう!!!笑
ビンタにスカッとしたけど、その後の「血が神の~」←ああもう!!!笑

缶詰め投げたおばあさん、Good Job!!!
そしてガスバーナーで攻撃の時の冷静さ、笑った。👏

ビリー役のネイサン・ギャンブルの演技も素晴らしい!!!すごくリアル◎

オリー(めがねの人)、かっこええやん?からの、、😭😭😭

脱出に成功した人間、
スーパーに残ったまま脱出する人たちを店内から見つめる彼ら、、
すごく不思議な光景と言うのか、全員助からないのか~という、やるせなさに襲われました。
脱出する際に、何度「おばあさん死なないでー!!」と願ったことか。笑

ラストの静寂に泣きそうになりました。
めちゃくちゃ悔しい、やりきれない、悔しい、救われた気がしない、、そして銃声4回、、、、悔しい!!!!!!

その後のラストの光景も悔しくて、絶望のあまり声も出ませんでした、、(結構メンタルに来る。)

ラストのタイミングがもう、悔しい + 胸くそ悪い!!!

そして一体、何の目的でこうなったのか、、ハッキリしない辺りもモヤモヤ、、私の心にも霧がかかりました、、。


はあ~~~、悔しい、ほんと悔しい!!!!!!
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