チェチェンへ アレクサンドラの旅に投稿された感想・評価 - 3ページ目

『チェチェンへ アレクサンドラの旅』に投稿された感想・評価

ルネ

ルネの感想・評価

3.0

2008年。 監督はアレクサンドル・ソクーロフ。

チェチェン共和国になるロシア軍の駐屯地に、孫の士官を訪ねて老婆がやってくるお話。

顔立ちは綺麗だけど太った祖母が、リアルな駐屯地に孫を訪ねてくる…

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hardeight

hardeightの感想・評価

4.2

 蒸せるような暑さが乾いて赤みを帯びた画面に充満し、場違いな駐屯地という戦場にストレンジャーのように舞い降りたアレクサンドラの両足のクローズアップは彼女が辿る重く緩慢な足取りへと継承される。
 舞い…

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Jeffrey

Jeffreyの感想・評価

3.8

「チェチェンへ アレクサンドラの旅」

冒頭、内戦が続くチェチェン共和国。ロシアからの独立を求め、戦う日々。老女が孫の士官に会いに駐屯地へと向かう、露店での商売、女性との交流、兵士たちとの会話、差入…

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芸術よりジャーナリズムが先行した作品
お婆さんの目線が映す軍人キャンプの日常
チェチェン人との穏やかな交流とは裏腹に崩れたアパートや鋭い視線に
戦争の厳しさや見えない壁を感じました
年の差から生まれ…

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chi

chiの感想・評価

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舞台は戦場だけど戦闘シーンは一切無くて描かれているのは人と人の交流。高齢の女性が前線のキャンプ地に行くから反対されたり色々試練が待ち受けてるのかと思いきやそうでもなくてあくまでも焦点は出会いとか孫へ…

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オープニングからスクーロフ全開
大地を走る列車の音とアリア
チェチェンのロシア軍駐屯地の若者
流血と破壊そのものは描かれない
カフカスのバザール
破壊された建物に暮らす人々
従属されること。その意味…

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戦争に行く孫との別れ、それに先が長くない、そして、先が長くない者同士の別れ。そういった別れはより侘しい。歳を重ねるということは、別れを重ねることで、その別れも重みを増してゆく。一人になり寂しくなるか…

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「ソクーロフを発見する」

シネ・ヌーヴォでやってる特集。

ロシアには個性的な監督がたくさんいますね。
この作品のアレクサンドル・ソクーロフという監督もその一人と思いますが、「太陽」しか観てない。…

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極めて危険な戦場を訪れ、そこら中をとことこ歩くお婆ちゃん。
終盤は我慢ならず軽く議論になったりするが、この国ならば異国で人質になったからといって、戦場カメラマンが旅券を取り上げられたりする事はなかろ…

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中庭

中庭の感想・評価

4.3

冒頭から劇中、交通機関を苦労して乗降りし駐屯地の孫へ会いに行くガリーナ・ヴィシネフスカヤの足元が何度かクロースアップされる。
戦車の駆動音や物々しい兵士の足音などに環境音が支配され空間が張り詰めるな…

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