デブチンバラ

金融腐蝕列島 〔呪縛〕のデブチンバラのレビュー・感想・評価

金融腐蝕列島 〔呪縛〕(1999年製作の映画)
2.0
原田眞人監督は敬愛する黒澤明監督の「悪い奴ほどよく眠る」のような映画を作りたかったのだろうか。仲代達矢の起用も黒澤映画へのオマージュから来ているのかもしれない。確かに仲代の存在感は一際際立っていた。この映画で印象深いのは、事の真相を追求するために役所広司がワインのラベルの話を持ち出しながら仲代を追い詰める場面と愛人のところに身を隠している仲代のところに役所が訪ねて、自殺した上司の遺書を突き付ける場面だろう。
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