YasuhitoArai

恐怖の足跡 ビギニングのYasuhitoAraiのレビュー・感想・評価

恐怖の足跡 ビギニング(1955年製作の映画)
4.2
悪夢から目覚めた女は夜の街を徘徊するが、それは狂気と現実の垣根を越える危険な旅だった・・・という話。

『イレイザー・ヘッド』のような悪夢的世界と、『不意打ち』のような腐った世の中が映し出される。
この時代の低予算映画らしい画質が悪い白黒だけど、影が濃くてかなり雰囲気が良い。

ナレーション以外サイレント状態だけど、映像の感じが良い。顔のスーパークローズアップも影が濃くて良い。
ストーリーも精神病的な味付けがされていて面白い。
撮影がエド・ウッド作品を撮ってた人だけど、なんでこんなに違いが出た。
カルト映画。
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