1974年北アイルランド、定職も就かず遊び人だったジェリー･コンロンはロンドンでのテロ容疑者として逮捕されてしまい………
『マイレフトフット』
『リンカーン』の
!!ダニエル･デイ=ルイス!!
主演の伝記映画。
実際にあった英国司法界史上最悪の冤罪事件を元にした作品。
アカデミー7部門ノミネート！
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｢父と正義の名の元に私は戦う｣
どこの国も防げない冤罪、その中でも今作は最悪の事件だ。
彼らもヒッピー的な生活をしていてこそ泥であることには間違いないが、この埋められない空白の期間を国は返してくれるのだろうか。
丁寧な展開とラストの裁判で得るカタルシスは素晴らしい！
BGMもアイルランドリスペクトな感じで題材の割に小気味よい。
監督は主演のデイルイスとよくタッグを組んでいるジムシェリダンさんなので相性もバッチリだったのでしょう。
とにかくデイルイスが凄い。
若い頃のチンピラ時代から冤罪と闘う中年時代までを見事に髪型と表情だけで使い分ける！
怒りに震える彼の目力に圧倒されること間違いなし！
父親役にピート･ポスルスウェイト
『ユージュアル・サスペクツ』のコバヤシですね。今作で気づいたけどデイルイスに顔が似てます（笑）
彼の泣かせる演技も良かった。
あとはエマ・トンプソンが弁護人を頑張っておりました。
ちょっと長いし少し地味な題材だが、やはり法廷映画にハズレ無し！
そしてデイルイスやっぱり凄い。
法廷映画好き、デイルイスの鬼演技を見たい方、そして冤罪で捕まる悲しさを味わいたい方にはオススメの作品。
