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ドッグヴィルのShokoのレビュー・感想・評価

ドッグヴィル(2003年製作の映画)
3.6
247本目。ドッグヴィル見ました。
ニコールキッドマン主演、ラースフォントリアー監督です。ポールベタニーも出てます。
ずいぶん昔に見た気がします。まだ幼かった私には意味がわからず…という記憶がありますが、2003年公開?15年前?全然幼くなかったです。でも当時の私、よくこれ見ようと思ったね…渋い。

ドッグヴィルっていう小さな村に、ギャングに追われた女グレース(ニコールキッドマン)が逃げ込んできて、トム(ポールベタニー)が匿って、村の住民にこのまま匿ってあげようよ、って持ちかけ労働と引き換えに助けることにして、だんだんみんな仲良くなっていったんだけど、グレースを探しにギャングどころか警察までくるからみんなびびっちゃって出ていってほしいんだけど、トムがグレースのこと好きだから追い出したくなくて、低賃金重労働させればいいじゃんって住民を説得するんだけど、みんなだんだんグレースにいじわるしたり冷たくしたりひどいことしたりして…っていう話です。
わー田舎ってこんな感じよねぇわかる…住んだことないけど…狭いコミュニティで娯楽もなくて、ひとりがノーって言えばみんなノー(じゃないと陰口叩かれるから)みたいな。
中盤あたりはかなり胸糞です。みんなあんなグレースに優しかったのに!なんで!クソじゃん!クズじゃん!!ってなりますけど大丈夫です。最後はすっきり。私はけっこうこの終わり方好き。かっこよすぎる。
でもずっとぐちぐちうじうじして陰湿な感じで、レイプ拘束監禁など、あーっラースフォントリアーだねぇ〜ってかんじです。
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