若い頃、意識高い系やHIPでオサレな皆さんがこぞって好きな映画に挙げていて、そうかそうかと観に行ったものだがあっという間に寝落ちしてほとんど内容を覚えていなかった。数十年ぶりに観てみたところ、寝落ちこそしないがやはり退屈だった。かなりの長距離ドライブ展開にいよいよロードムービーとして楽しめるかと思いきや、クリーブランドからフロリダまでの移動、あっという間で拍子抜け。
確かに映像は至極お洒落でどこを切り取ってもそのままポストカードになる。なんなら出てくる服も雑貨もみんな欲しくなる。
でもどれも、もう自分にとっては旬を過ぎた感。本当に好きな映画はどれだけ古くなろうがそんなこと感じないので、多分そういうことなんだろう。何度観ようと自分にはたいして刺さらない。
一度聞いたらイントロごと耳に残るスクリーミン・J・ホーキンスの歌は至高。
「ワニを窒素させる」はナイス比喩。あのタイプの掃除機ならでは。
婆ちゃんのハンガリー料理食べたい。
へ？と思わせるとぼけたエンディングも嫌いじゃない。
以上。
