気付いたらにやにやしながら観てた。
何気ない日常生活のワンカットごとに にクスクスしてた。
ストレンジャー ザン パラダイスか…
これ観てて思ったんだけど、
3人の主要人物たちが常に"中心"から少しズレた"アウトサイダー"てきな雰囲気に生きてるような感じを受けた。
ニューヨークに住んでるにもかかわらず、どこかかっこよくない
ウィルは実はアメリカ気取りのハンガリー人
個性が強すぎるわけじゃないし相性も良さそうなのに 交わりそうで交わらないギコチナイ3人
パラダイス(フロリダ)を求めてやってくるも結果、"なにもなし"…
これといって変哲も無い日常なのに、なんだか彼らはまるでストレンジャー(ちょっと周囲と違う人)で、互いに永遠にストレンジャー(他人)同士なきがしてしまう。
なるほどパラダイスと呼ぶには程遠いな…笑
映画のキャラクターでどういう奴が好きかと聞かれたら、「憎めない/愛すべきバカ」だといつも答えてる。
間違いなく もう一度この作品はみることになるだろう。
何が心に残ったか?うーん、正直何にも残らない。でも何にも残らないと見せかけて確実にあとを引くような作品。
…あの素朴な味のクッキーってところだろうか…
特別な味でもクセのある味でも無いのに、なぜか手が止まらずボリボリ食べてしまう、
あのよくある素朴な味のクッキー。
こんどまた食べる。