ストレンジャー・ザン・パラダイスのネタバレレビュー・内容・結末

「ストレンジャー・ザン・パラダイス」に投稿されたネタバレ・内容・結末

物語が淡々と進んでいったり、カットごとに妙な間があったりと、初めは「ん?」と思った。
しかし、この間とか人物の表情こそがリアル。
独特の雰囲気を段々期待するようになり、
ラストは「マジか!?」で終わる。

深夜に暗い部屋で酒を飲みながら、ダラダラ見たい作品。
ひとりでみた

【新世界】
エヴァモルナーちゃんがラジカセから流した曲がスクリーミングジェイホーキンスの曲で、監督この人好きやな〜と思った
エヴァモルナーちゃん役の人誰かに似てるな〜デカダンス
ワルツのリズムが廃れた街並みとぴったりだと思った
ウィリーはハンガリー語が嫌いらしい

登場人物が3人になった所までみた
今のところ面白いからまた今度続きを観よう
ハンガリーからやって来た従姉妹のエヴァを叔母の頼みで10日間泊めることになったニューヨーク在住のウィリー。
次第に打ち解け合うも10日が過ぎエヴァは叔母のいるクリーブランドへ旅立つ。
1年後、ウィリーと友人エディはエヴァの様子を見に彼女の元へ向かうが…。

布団に包まりながらジャンクフード食ってる時みたいなゆったりした気持ちで観たい。
露光を極限まで落としたような白黒画面で画の切り取り方とか暗転で場面転換するところとか面白い。小津映画のような紙芝居を見てるようなそんな感じ。
90分という短さだけど特に話に起伏も無く大学生の春休みみたいなゆるい雰囲気で退屈と感じる人も居ると思うけど個人的にはそれが結構ツボだった。
エヴァの彼氏との映画デートに同行するシーンの長さに笑った。しかも彼氏に金払ってもらってるんかい。
エヴァが居なくなってめっちゃ落ち込んでるウィリーの横で気まずそうにビール飲むエディとか観光地の池に行くも雪で全然見えないとことか他愛のないお喋りとか叔母さんのハンガリー語からのサノバビッチとか面白い。

恋愛に発展することなくお互いを気遣ったり3人の関係が可愛い。
次はエヴァとウィリーでエディを迎えに行くのかな〜とか想像した。
クールガイ。
寡黙でスタイリッシュな映画。

この退廃的な雰囲気と、
独特の倦怠感がたまらなくイイ。

途中、映画館のシーンがあるが、
セリフがないのにずっと観ていられる。

同じように浜辺のシーンも言葉はないが、
非常に人間臭くて鳥肌が立つ。

あの音楽が、耳から離れない。
<ユルさの中に哀愁漂う心地良いロードムービー>

何ともユル~い展開と、セリフのない独特の「間」が印象的。
噛み合っているのかいないのか、気持ちが通じ合っているとも思えないのだが、そこそこ相手を思っていたりして。
うまくいったり失敗したりで、最後はとんだすれ違い。
ウィリーとエディは似た者同士の持ちつ持たれつ。
ウィリーとエヴァは従兄妹同士だから口には出さないが、遠慮がちに秘かな恋心(?)を抱いているよう。
そう考えると切ないのだが、表向き二人とも我が道を行くドライな態度なので、本人にも観客にも真相は見えない。
ウィリーがプレゼントしたワンピースを、エヴァは気に入らないとごみ箱に捨ててしまうし、エヴァがボーイフレンドと出かけた映画館に二人が付き添って、間に割り込むあたり相当笑える。
少し刹那的な三人のそれぞれの生き方とビミョーな距離感、そこにコメディタッチの味付けが加わって、居心地のいい空間を作り上げている。
「傑作ロードムービー」という謳い文句につられて期待するとガッカリするかも知れないが、肩の力を抜いて観れば、そこはかとなく漂う哀愁に浸れる。
※映画のあらすじは『偏愛的映画案内』をご覧ください。
https://henaieiga.net
結果だけ見ると3人がこの先交わることはとても困難なほどバラバラになってしまう最低の結末だったけどウィリーとエディが空港へ連れ戻しに行ったように、エヴァが安いホテルに帰ってきたように最後まで気持ちは離れてなかったってことにグッときました。
どうでもいいようなことが心地いい映画。
しょーもない男女のしょーもない日常を淡々と見せられるだけの映画。

一応、最後にちょっとしたサスペンス展開があるけど、そのほとんどの会話やシーンに意味らしい意味はない。
この「意味がない」って事に、どれだけ意味を見出せるかどうかで、評価が変わるのかなと思う。

個人的には見方を間違えたというか、わりとシリアスなストーリーものとして見てしまったので、途中で眠くなってしまった。
“オフビート”という笑いの感覚を初期に提示した作品という事で、コメディーとして見れば、また違った印象を受けたかもしれない。

あと、ラストシーンに関して、私はウィリーが金を奪う為にエヴァを追いかけたのかと思ったのだけど、ウィリーが恋心を伝える為にエヴァを追いかけた(逆にエヴァはウィリーの為に戻った)という解釈を聞いて、なるほどな~と思った。
「従妹」という関係性から恋愛要素は排除して考えてたんだけど、「従妹」だったからこそ、ウィリーは素直にエヴァに気持ちを伝えられなかったのかもしれない。
そう考えると、すごく切ない話だ。

今見ると、あまりにもチープな映像に、感動よりも戸惑いを先に感じてしまう。
でも、これが1984年に超低予算で作られたと考えれば、当時の驚きは相当なものだったと想像出来る。
今で言う、iPhoneだけで映画を撮っちゃう様な、そんな衝撃があったのではないだろうか。

個人的には劇中でウィリーがソリティアをしてたのが印象に残っている。
私もアプリでよくソリティアをするので、妙に共感してしまった。
公開当時の熱狂は分からないけど、描かれてる人間は今も昔も同じなのかもしれない。
ローテンションの3人が心地良い。
ラストで爆笑した私は変ですか?

鑑賞日:2018年12月15日
何ともない日常の中で起こる些細な心情の変化が上手く表現されている。(特に新世界)
語らずに語る。視線がとてもいい。


特に大きな事件が起こるわけではない。
けれどもなんだか切なくなる映画。
音楽も良い。

エヴァの彼氏と映画を観るシーン、エヴァがドレスを脱ぎ捨てるシーンが笑える。
>|