だいぶ退屈だけど、なぜかおもしろい。そんな映画だった。通称"ザンパラ"らしい。ザンパラ観た?って、これが流行る時代が羨ましい。
ジャームッシュ映画は雰囲気が良いんだな。なんもない日常が、絵になる。ど…
例え居る場所を変えたとしても、何かが変わる訳ではない故に結局何処へも行けていない。というケリー・ライカートが初期中期で描いていたものの源流はジャームッシュにあったのかなと感じる。
シュールさは流石…
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ジム・ジャームッシュ2作目
男女のすれ違いがテーマというまたもやゴダールからの影響を感じる作品。といってもストーリーはかなりシンプルで、盛り上がりがあるわけでもなく、ロマンスがあるわけでもなく、無機…
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答えのわかった不要な台詞は沈黙と暗転で切り落として間でやるせなさ、苛立ち、気まずさ、などを表現してくれる。不用意にカメラが動かないし、登場人物が少ないし、白黒、集中力途切れずに魅入ってしまう映画だっ…
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主人公ウィリーはハンガリー名前からの改名で、ニューヨーカーであることをやたらと主張する。要はかぶれ野郎。アメリカには何かあるはずと漠然と思っていそうだ。
でも見つからない。真っ先に向かうのはハンガ…
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ニューヨークに出てきたハンガリー出身の主人公。ハンガリーから従兄弟の女の子が出てくるので1日泊めてやって欲しいと頼まれるが、イヤイヤ承諾するが、1日ではなく10日間泊めることに。最初はチグハグな関係…
>>続きを読むいい歳の大人なのに賭け事で暮らしていたり、人様から借りた車で勝手に?バカンス行ったり、のんべんだらりと何も生産していない自由さがまず良い。
同胞に対しての「ハンガリー語を使うなよ」のセリフによって…
シンプルでスタイリッシュ、退屈なようで洒落ている映画。
何も起こらなそうで起こらないを飽きさせずに魅せるのはさすがジム・ジャームッシュ。
3人の奇妙な間合い、エヴァのアンニュイな雰囲気が好きだった。…
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