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50/50 フィフティ・フィフティのkのレビュー・感想・評価

3.7
映画見て久しぶりに泣いた!少しだけど
アダムがバリカンで髪を剃る時、私がいたら頭半分の髪の毛を剃ってsee,50/50!って言っちゃう

健康に気をつかいそれなりに生きてきたアダムがガン宣告される。だけどアダムは題名の50/50のような人生を歩んでいてお調子者の女好きの友達はアダムを励まそうとしているけど結局はいかに女の人を落とすかしか考えてないし、なんとなく付き合ってた彼女はその場のノリから看病をすると言ったけど結局プレッシャーに勝てず浮気をして、その言い訳も結局あなたは知らないだろうけど私は辛いの!だしお父さんは認知症でアダムを覚えていないし、過保護で心配な母親はまともに自分の話を聞いてくれないし、同僚もアダムとしてではなくガン患者として接するようになり、おまけにセラピーのキャサリンはアダムのカウンセリングの際にそれはガン患者によく見られる〜〜という症状でウンタラカンタラ、アダムを患者という枠に当てはめて接するばかり。結局誰も自分のことなんて本当に気にかけてないんだと気づき嫌気がさしたアダムはだんだん死への意識と感情を表に出すようになって、それが功をそうしたのか最初からずっとそばにいたお調子者のカイルが実はガン患者との接し方の本を読んでいて、本にはたくさんのメモがあったことに気づく。結局アダムは気付いてないだけで自分のことを本当に気にかけてくれた人はそばにいたと分かったシーンにジーンとした。ところどころ人は人、を強調させるようなシーンがあったけど、最後のアダムの手術画終わるのを病院の外で一人で待っているカイルの後ろでタバコを吸いながら楽しく談笑する医者がいたシーンはちょっと悲しかった。最後はちゃんとしたキャサリンという彼女ができてよかったー! 人は人だし表面的なものしか気づかないけどそれでもそばに居て思ってくれてる人は自分が気付いてないだけでちゃんといるんだな〜 
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