beans045

50/50 フィフティ・フィフティのbeans045のレビュー・感想・評価

3.5
持つべきものは友

悪性腫瘍が見付かり、27歳で生存率50パーセントと言われたアダムとその友達で無類の女好きのカイルの友情の物語。ズッシリ重いのかなと思いきや、カイルを演じるセス・ローゲンが毒とも薬ともつかぬ発言で、明日をも悲観するアダムに発破を掛ける。自分の友達が同じように明日をも知らぬ運命の病気に罹ったら同じように立ち振る舞えるだろうか?アダムがカイルの部屋で、『ガン患者とのつきあい方』みたいな本を見付けたときのシーンがグッと来たなぁ。にしても、元カノジョのレイチェル最悪だったなぁ。セス・ローゲンとこの作品の監督は『ロング・ショット』でもタッグを組んでる。


ローカルラジオ局に勤めるアダムとカイル。アダムは27歳にして生存率50パーセントの悪性腫瘍に罹ってしまう。アダムの父親はアルツハイマーで母親は息子の病気を聞き、過剰に心配になる。カノジョノのレイチェルは、パートナーが大きな病気になり、プレッシャーに耐えられず、浮気をする。その現場を目撃する親友のカイル。カイルは浮気現場の写真をアダムに見せ、別れろとアドバイスする。抗がん剤治療を開始し、セラピーに通うアダム、そこで新人セラピストのキャサリンと出会う。抗がん剤で苦しむアダムを励まそうとナンパに誘うカイル。がんをネタにナンパすればモテると勧める。抗がん剤治療で日に日に弱るアダム、抗がん剤が効かず、最後の望みを掛けて手術を受けることになる。手術前夜、カイルはアダムをいつものように毒舌で励ますがカイルは泥酔していた。免許を持たないアダムはやけになり、カイルのクルマを運転をする。アダムは酔ったカイルを家まで送ると、彼の部屋には『がん患者とのつきあい方』という本が。手術当日、アダムの家族とカイルが傍にあった。そこへキャサリンも。手術は無事成功し…。
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