ジョセフゴードンレヴィットの
ザ凡庸なイメージ、
セスローゲンの
悪友なイメージ、
アナケンドリックの
抜けた美人のイメージ、
ブライスダラスハワードの
偽善強めの振りかざし美女のイメージ、
それぞれのイメージに忠実な配役で
当て書きと邪推するレベル。
良くも悪くも凡庸な主人公が
青天の霹靂、余命宣告により人生がどん底へ。
アイアンマンのようなヒールが
病気になってしまうのはよくありますが、
今作の主人公はとても可哀そうです。
難病克服系の作品だと、
吹っ切れて残りの人生を楽しむパターンが
よくあるパターンかもしれませんが、
この主人公はなかなか思うようにポジティブにはならず…。
それでもセスローゲンの付き添い方が
悪友らしく、雑に扱いながら実は心の拠り所になっていて
こういう友達が一人でもいれば
人生の谷に差し掛かっても笑いながら乗り越えていけるのかもしれません。
逆に人生の谷を迎えてしまった人へ
自分ならどんな接し方ができるのか、
考えてみる機会にもなりました。
