まつこ

足ながおじさんのまつこのレビュー・感想・評価

足ながおじさん(1955年製作の映画)
3.2
アステア版足ながおじさん。

パイプ咥えてドラムを叩くアステア師匠にニヤニヤが止まらない!ただ「パリの恋人」や「絹の靴下」と作られたのがそんなに変わらない筈なのにキレが弱いと言うか…いつもより感動が薄い。レスリーキャロンとのテンションが明らかに違うのよね。だからか二人のダンスもチグハグして見えた。奥さんの闘病で降板も考えたという話もあるしな…いつものような底抜けの明るさとエレガントさが足りない。話が進むにつれて少しモヤモヤ。彼女のダンスはキレキレなんだけど求めているものとは違ったんだよなー。たぶんアステア師匠が足りなかったんだと思う。
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