さとし

ハンコックのさとしのレビュー・感想・評価

ハンコック(2008年製作の映画)
3.6
これは今見ると結構微妙な作品ですね。
勧めていいのか悪いのか迷ってしまいます。

ウイル スミスはいいですね。この頃は安定感があって向かうところ的な死の時代でしたからね。絶好調感が出ています。シャーリースもよかったです。最初はスミスのことは相手していない感じですが、それにはわけがあってというそういう役です。まあ、これは個人的な話ですが、最初から相手にしてくれる
女の子よりもクールな態度をとるこの方が木になるというものです。ジェイソン ベイトマンもコミカルさとシリアスな演技のバランスが取れていたのがよかったです。

アクションシーンは爽快な感じでよかったです。オープニングのハンコック対アジア人とかいじめっ子を空へと飛ばすハンコックは面白いです。あと列車をどかすシーンも好きな場面です。スミスvs.シャーリースはまあまあですね。今見ると古い映画なんだなと言うのがバレバレです。

ただし、ストーリーがありきたりですね。言われるとカチンと来る主人公の暴走を止めなきゃならないと言うのは結構ある気がします。あとは明確な悪役が欲しかったあですし、もう少しオリジンストーリーを上手く描いてほしかったです。

まあ、監督がマイケル ベイ二世のピーター バーグですから、アクションには定評があってもストーリー面や小ネタがちょっとショボいですね。その人の好みみたいなものはあるのでしょうけど、私はアクションとストーリーをバランスよく描ける人が好きなのでこう言う中途半端な作品は好まないですね。でも、めんどくさい人にはオススメです。主人公のルーツや誕生の物語を見たくなくてただのアクションが見たいと言う人には楽しめるのではないでしょうか?

ちなみにこの作品はカナダのトロントへ旅行へ行った時に見ました。ちょうど7月4日のアメリカ独立記念日に合わせて本国で公開されてまだ、この頃はDCの方が映画の質的には上でしたね。「アイアンマン」と「ハンコック」はこの頃は「ダークナイト」の前座のようなものでサラダとスープのような存在でした。

一応、オススメしておきます。
後悔するかもsじれませんが・・・。
さとし

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