ニクガタナ

欲望の翼のニクガタナのレビュー・感想・評価

欲望の翼(1990年製作の映画)
3.6
WKW 4Kレストア上映と併せて本作もデジタルリマスター版で特別上映してたのではしごで再鑑賞。香港60年代シリーズ1作目らしい。これも改めて邦題に違和感はある。そんな欲望を描いてたかしら?憂いと色気ある美男美女勢揃い。レスリー・チャン演じる遊び人風情の青年と恋仲になったサッカー場の売店の売り子役マギー・チャンにアンディ・ラウ演じる短パンの警官が絡み、カリーナ・ラウ演じるナイトクラブのダンサーとの関係には友人男性が絡む。男女じゃれあいのイチャイチャ模様が微笑ましい。あんなナンパな出会いでも、別れ難く引きずる恋。忘れられない男。本作も選曲が良く、雨多し。撮影はクリストファー・ドイルだが、WKWとの初タッグのせいか思ったより狙いすましてはいない。寄りが多くて、演者の顔と顔とカメラが近い近い。フィルムが回る音が同録に入っちゃってる。終盤ピンポイントのガンアクションがカッコよし。なんで最後はトニー・レオン?って話を公開当時も友人としたが「花様年華」と「2046」に繋がるらしい。
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