吐き気がするほどロマンチック!
背後から抱きしめからの「1960年4月16日3時1分前、君は僕といた。この1分を忘れない。」
くぅー!言われてえ!!
気だるい雰囲気と湿度の高い温度の中でレスリー・チャンの色気が爆発。
それにしてもやはりウォン・カーウァイ。最後の最後で観る者の心を鷲掴む。
最後の台詞、表情、雰囲気。総てを持っていく。
単調に進む物語の中で途中若干の中弛みを感じながらも終着の美しさに酔いしれる。
そしてこの作品にウォン・カーウァイの原点を見た。
映し出された”物”の意味、登場人物目線の語り、黄緑の光、たまらない。
想定外のトニーレオン、ありがとうございました!