最新作の公開を記念して、地元の幼馴染み5人で行ったオンライン"コナン会"で鑑賞。
[あらすじ]
東京・大阪・京都で起きた連続殺人事件。各地域の警部が動き出すなか、服部平次と名探偵コナン、東西を代表する若手探偵も事件の捜査に乗り出す。
[解説]
シリーズ初のデジタル制作となった名探偵コナンの劇場版第7弾。ファンからの人気も高く、20作目の公開を記念した歴代19作品の人気投票では、栄えある1位を獲得した。
[雑感]
『……ベイカー街の亡霊』と連続で観たため、若干の疲労感が……。
レギュラーの灰原(CV:林原めぐみ)、前作の諸星くん(CV: 緒方恵美)、本作の和葉(CV: 宮村優子)という要素から、名探偵コナンは実質エヴァンゲリオンという結論に辿り着いた。
ウォッチパーティーで鑑賞したが、本作のコメント欄では「その頃、トマス・シンドラーは……」や「インテグレイト」など、某動画(※末尾のリンクを参照)を彷彿とさせるコメントや、突然のCG描写にツッこむ声が多数だった。
[感想]
今考えると、劇場版初の服部平次フューチャー回というのが、重要な意味を持つ作品だったと思う。
怪盗キッド、黒の組織、本作で服部平次と、コナンシリーズでは、初期から人気キャラがゲスト出演する映画がファンの支持を集める傾向にあった。
そのため、20作目時点で唯一の服部平次フューチャー回である本作が人気投票1位を獲得したことは納得ではあるが、それから5年(5作品)を経て、確実に、その座が安室透に受け渡された感は否めない。
また、改めて映画シリーズの題材を並べてみると、興味深い変遷になっているのも面白い。
本格派ミステリー(+人気キャラ)だった初期10作から、音楽・スポーツなど他ジャンルを組み合わせた異色ミステリーの傾向が強い10作。
そして、近年は、怒涛の伏線回収ターンに入った原作に比例する形で、本筋に繋がる濃密度の物語が展開されているように思う。
佳境に入っているようにも感じられるシリーズが、30作に向けたここからの5年で、どのような内容を描いていくのかにも期待が高まった。
参考
劇場版名探偵コナン 歴代19作品 人気投票
https://sp.mco.cybird.ne.jp/conanportal/movie_fin.php
(ここで、本作は栄えある1位に。)
【吹き替え】まともじゃねぇ劇場版バーロー【京都編予告】コメ付き
https://youtu.be/KxqYmIhs80M
(なんど、公式にBANされても復活する伝説のネタ動画。)
まともじゃねぇ劇場版バーロー【京都編】 https://nico.ms/sm38075737?ref=twitter_cap_off
(学生時代、とてつもなく、ハマった。)
『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』100億円へ視界良好!降谷零が新次元のヒットへ導く | cinemas PLUS
https://cinema.ne.jp/article/detail/49418
(新キャラの登場がいかに劇場版コナンシリーズを大ヒット作品に導いてきたのかという的確な分析。これは読まれてほしい良記事。)