カーネル

パーフェクト・ブルーのカーネルのレビュー・感想・評価

パーフェクト・ブルー(2010年製作の映画)
2.6
たまたま三島由紀夫の「命売ります」を文庫で買って、ドラマ化した時の中村蒼が良かったのを思い出し、無性に彼に会いたくて手に取りました。

原作未読
なんだか映画ってよりドラマだな〜〝火サス〟みたいだ、と思ったら元々WOWOWの宮部みゆきコラボドラマの第三弾を1週間だけ劇場公開したものでした。(その他にTBSでもドラマ化してますがそちらは原作ミックス作品でまた違った感じのようで参考にならなそう)

ストーリーのミステリー性も焦点が定まらず、キレが悪かったなー
ドラマっぽいのは序盤の展開が早いので全て軽く見えちゃう。ってか安っぽく思えちゃう。特に〝No.8〟をもっと掘り下げる形で人間関係と絡めてほしかった。〝ブルー〟もあんなちゃちい色にしてガッカリ。だから肝心なところで命の大切さを描いても説得力に欠けるのよね。
あの探偵事務所の扱いも中途半端で、結局警察犬OBのマサの印象だけが残るというねw

2時間ドラマとして見たら良いのかも。


中村蒼はまだ若くて、悪くなりきれない青年の中途半端な金髪がそれっぽかったです。
役者さんはバイプレーヤーが豪華!
皆さんちょっとずつ若いのが見どころ。
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