ペルシャ猫

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qのペルシャ猫のネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

You can (not) understand.

カヲル大活躍。しかし、事情により詳しい+全力でシンジの味方を公言してる彼でさえ、うまくシンジを導けなかった。
制作陣含め、みんなシンジへの当たりが強すぎる。
シンジも学校に通い続けてたら同年代の子達との交流を通して前向きなマインドセットに転換できるような素質を持ってるのに、環境/状況が彼をそうさせないのが観ててツライ。もはや必要以上に彼を苦しめていると感じた。明らかに年齢や身分からみて重荷すぎる状況が続き、彼の卑屈さばかりが目立って少し不快だった(変えろとかじゃなく、多分それが狙いだと思う)。

前回の映画でミサトは”行きなさいシンジくん!自分自身のために!”的なことを叫んでたのに、今では”もう何もしないで”って、そりゃ本人も困惑する。

冬月老けたなぁ。相変わらずゲンドウと二人三脚、もはやブラザーじゃん。

14年経ったけど、アスカが精神的に成長してたのかよく分からなかった。