あかペン先生

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qのあかペン先生のレビュー・感想・評価

3.3
Amazonプライム鑑賞。
2021年80本目。

明後日公開シン・エヴァンゲリオンの復習のため鑑賞。
物語は前作【破】から14年後の世界。
終始何のこっちゃで視聴者全員シンジ君と同じ状況。

前作で綾波を救う為に行動した結果サードインパクトを引き起こし自身は14年もの間封印される形になった。

14年の間に何が起きたのか、全く説明のないまま救出され、かつて自分が所属していた組織の人達からは『何もすんな』『お前はいつまで経っても子供のままだ』終いには『エヴァには乗るな』と言われる始末
そして首に爆弾型チョーカーまで仕込まれる。居た堪れない。

空白期間の説明がない、しかも今作で新しくできた設定や世界観、登場人物の説明もほぼなく更に風呂敷まで広げて次作に持っていく力技。果たして次回で全てとは言わないがこの疑問を解決できるのか?

ストーリーはこんな感じでしたが、戦闘シーンは相変わらず素晴らしいクオリティ。
新しく登場した空中戦艦ヴンダーやノンエントリープラグのエヴァ2号機が躍動するシーンはカッコいい。【破】に続き2号機のビーストモード見れたので満足。
今回は使徒というより使徒に侵食されたエヴァと闘うのが印象的だったかな。

【序】と【破】で意味深なセリフを口にしていたカヲル君もようやく登場。
言葉巧みにシンジをリードし、謎にピアノの連弾までしたり良い関係に。
ホストだったら間違いなくNo.1になれる素質を持ってると思う。
彼の最期はTV版とは違ったけど、結果的にシンジのメンタルを更にぶっ壊す形になってしまう。
『また逢えるよ』と意味深な言葉を口にしたが次作でもワンチャン登場するのかな?

そして物語最後はツンデレ女王アスカに引っ張られあてもない世界を歩きだす。
なんやかんやでボロッカス言うくせにシンジに気をかけるアスカはやっぱ可愛い。

そんなこんなで長めのレビューになりましたが、今作Qは深く考えるんじゃなくて感じる作品だと思います。

ED終了後いつも通り次回予告やってたけど約9年前の予告なんか信じれるか笑!!
あかペン先生

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