Alivaba

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:QのAlivabaのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

破で綾波を助けきったと思ったら、14年経ってた。

14年経ったらなぜかミサトさんやらアスカ、など知り合いが冷たい。

何かやらかすと危ないから爆弾付きの首輪を付けられた。

なぜそんなことをされるかというと、サードインパクト起こしかけて、人類から恨まれた。(ニアサードインパクト)

人類から恨まれても、綾波を助けきったという自負をズタズタにするように、実は助けたと思った綾波はエヴァのコアの中にいれられたままだった。

結局無駄足だったと絶望していた折、カヲル君に助けられ、エヴァに乗ってやり直そうと思ったらまたフォースインパクトを起こし、友人(カヲル)を失った。

シンジ…、とことんついてなかったな…。

しかし上記の流れは僕は悪くないと主張したり、カヲルがやめた方がいいと言ってるのに意固地になって突き進めた結果でもある。

結局シンジの自業自得でもあると同時に、またゲンドウの策略に乗っかった結果でもある…。

完結篇ではその策略に乗っからないといいね…。

アスカがガキシンジと呼ぶのを変えたように、たしかに子供のままだった。成長する必要がある。

14年間経っていたのも同情するが、人類を絶滅させるようなことを起こしてはならないと、信頼できる人は誰かを考え、その人と共に行動する必要があった。

アニメ版の終わりは、僕はここにいても良いんだとシンジが思った後の皆からのおめでとうという祝福なので、完結編ではシンジが成長しゲンドウの策略を止めて欲しいなとも思う。おめでとうと言ってもらえるとよいなぁとも感じる。

またミサトさんの雰囲気が変わったのも良かった…。部下の前ではシンジをフルネームで呼び、知り合いの前ではシンジ君と呼ぶ。

ネルフにシンジが連れ去られた後も、シンジに付けた爆弾付き首輪の爆破スイッチも押せずにいた。

自分が破で行けと言った手前もあるけれど、

人類の状況を踏まえた上官としての立ち位置と、14年前のミサトがうまく混ざった姿を見れた。

シンジはフォースインパクトを起こしたので、完結篇ではミサトがどう行動するか楽しみだなー、とも感じる。

また、綾波(Q以降)とアスカがどう完結篇で描かれるのか、それも見ていきたい。

特に綾波(Q以降)は、マリが言ってたオリジナルとは別の生き方を模索している段階なので、どう描かれるかが楽しみ。

マリの謎や、カヲルのまた会えるよなど、様々な伏線があるので、完結篇の展開が不安ながらも、待っていきたい。

※トウジや同級生のみんなは生きてると良いんだけど、どうなんですかね…。
Alivaba

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