ユウジ

携帯彼氏+(プラス)のユウジのネタバレレビュー・内容・結末

携帯彼氏+(プラス)(2012年製作の映画)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

とうとうタイトルが破綻した…
それは『携帯彼女』でも思ったけど、犯人の動機でまあ言い訳出来たけど今作は迷惑な家庭教師やからな…携帯要素しか残らなくなっちゃった。

普通にショートショートとか世にも奇妙なでありそうな設定や冒頭だったし、ちゃんと映画"味"があった。

作品増す毎に現実味のある設定だし時代も考慮されてってる。
スマホだからこその説得力もあるしね。
でも呪いのアバターのせいでスマホがかてきょアプリ専用端末みたいになっちゃっててかわいそう。

思いの外ちゃんとホラーで困った。いやぁ困った…。殺し方エグ〜!生々しいのは厳しいて…
エレベーターとか幼少の頃見た呪怨のせいで苦手が濃くなったから一層怯えたわ。

体罰してた講師が自殺して呪いとなりアプリに寄生して人を殺め続けるってマジで迷惑者でしかないやん。どんだけ迷惑かけたいん…
呪講師の事調べてた割に寄生した原因やプロセスとか教えてくれんかったし。
ちゃっかり外堀埋めて嫌味な言い方してじわじわ攻めてくるタイプの呪いでたち悪い。めっちゃ現実に干渉してくるし。
殺し方が生々しかったのは体罰時代の名残なのかな?笑

主人公と男幼だけ防御力違った。

なんか気持ちよさそうなエンド迎えてたけど、死んだいじめっ子の女の子めっちゃ可愛そうじゃない。

冷静に考えて、呪いや悪霊がアプリに取り憑いて、取り憑いた本人が人を殺められるってなんだろう。しかも現実との干渉し放題っぽかったし。
あと、相変わらず呪いかぁって。3作も作るとさすがに膨らみもなく、展開や結末もでしょうねぇと…ホラー感が増してるので楽しむ場所はわかるものの残るものはない。
安定といえば聞こえは良いが個人的にはマンネリ感。緊張感やホラー度は過去一でしたが、謎や人間模様のモヤモヤは残りまくりでした。


津田美波さんはめっちゃええ声でした。
ユウジ

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