過酷すぎる話なので、好きだの嫌いだのって表現もどうかと思うけど個人的には好きです。
冒頭で収容所のソ連軍が警告した通り、捕虜たちにとって一番の敵となったのはアレでした。
一行は自由を求めて信じがたい距離をひたすら歩くわけですが、これがもう目が離せない!
水もない砂漠を前にしたらとても一歩を踏み出す勇気はでないです。
でも、
「どうせ死ぬなら自由の中で死にたい」
って言うんですよ。
ヤヌシュは優しい。
そしてどこまでも強い。
そんなヤヌシュにエドハリス演じるスミスは「親切は身を滅ぼす」と再三忠告します。このエドハリスのキャスティングは役にどハマりしてます。
酷い状況下でも人を見捨てることができないヤヌシュは最後に笑ったのか。