ゆんぶりっく

ヒドゥン・フェイスのゆんぶりっくのレビュー・感想・評価

ヒドゥン・フェイス(2011年製作の映画)
3.2
恋人ベレンが出て行って傷心中の男アドリアン。
寂しさを紛らわす為に店で酒を呷っていた矢先にさっそく店員の女の子ファビアナを引っ掛けて家に連れ込むヤリチンだったことが分かる出だし。
そこからどう転ぶんだ?と思っていたら思いの外「人怖系」サスペンスへと進んでいく!
欧州映画らしい男女関係がテーマ。

失踪した恋人ベレンの捜査が始まり疑われるアドリアン。
アドリアンと半同棲を始めたファビアナは家で起こる不審な出来事に怯えつつ新しい生活を謳歌していく。
どっちが主人公で誰が疑わしいのか中盤まで分からない作りなのが面白いです。

第三幕入って早々に真相は判明。
真相が明かされてからもう一悶着あるんですが、個人的には真相聞けたら満足しちゃったし、割と男女の愛憎劇に興味がないクチなので
「ふ〜ん、確かにこりゃ地獄だね〜自業自得だけど」
とお菓子を食いながら他人事のように眺めちゃってました…
同じ男としてアドリアンの立場で映画を見てたからかもしれませんね。

肝心の真相もこれ見よがしな撮り方やワンコの動きで予想がついてしまい、驚きが薄かったのも事実。
濡場が多い作品なのになんだかその点においても盛り上がりにかけるんですよね〜
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