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コルベット・サマーのHKのレビュー・感想・評価

コルベット・サマー(1978年製作の映画)
2.9
誰も来てなかったらどうしよう?と思ったらひとり来ていて安心した。でもこの状態も分かるのは今までソフト化されたことがないから。廃車場で見付けたコルヴェットを精魂込めて甦らせたマーク・ハミルだったが盗難に遭い、ラスヴェガスまで探しに行く。そこで出会った娼婦のアニー・ポッツ(『ゴーストバスターズ』(84)の受付嬢な)との交流など描かれる青春映画で、監督・脚本は『続・激突!』(74)の脚本を手掛けたマシュー・ロビンスとハル・バーウッドのコンビで彼らはUSC卒、ということでルーカスの仲間なのだ。ハミル起用はだから『スター・ウォーズ』(77)からの流れだろう。でも傷はなかったように記憶しているし、交通事故の後で車の映画に出るかな?と思うので、出演期間は重なっていたのかも知れない。後半は車の窃盗団に加入したりして意外だが、ユルい展開が漫画的で呑気に楽しめる。主題歌はダスティ・スプリングフィールドで間違いなく、なんでソフト化されないのか解せない作品。
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