キッチー

いつか眠りにつく前にのキッチーのレビュー・感想・評価

いつか眠りにつく前に(2007年製作の映画)
3.0
寝たきりのアン(ヴァネッサ・レッドグレイブ)。闘病生活の中で思い出される苦い思い出。
現在と過去の回想が入り交じった見せ方が分かりづらく、しかも途中までは人生の後悔だけの物語のようで、ちょっと盛り上がりに欠ける感じでしたが、終盤、親友との再開から穏やかな展開になり、ホッとしました。
メリルとトニ・コレットのシーン、どこの家庭にもありそうな母親と子供たちのシーンは、いいシーンでしたね。

今作は映画「めぐりあう時間たち」の原作者で小説家のマイケル・カニンガムが総指揮、脚本で参加。
同作に出ていたメリル、トニ、クレア・ディンズ、アイリーン・アトキンスら豪華女優陣に加え、メリルの娘メイミー・ガマーも出演。メリル親子が親友役を演じていたのは、なかなか良かったです。

でも、話題性はあったと思うのですが、それほどハマらなかったかな~。なんとなく題名がいい感じで期待値上げて観ていたので、ちょっと残念でした。
キッチー

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