たま

コッホ先生と僕らの革命のたまのレビュー・感想・評価

コッホ先生と僕らの革命(2011年製作の映画)
3.0
実話ベースなんですね。

サッカーをしながら英語を覚えていく授業は、楽しそうで身になりそう。

ただ、コッホが生徒に本当に教えたかったのは、サッカーの技術よりも、フェアプレーや人間性を身につけることだったよう。

19世紀後半、出来たてのドイツ帝国は、秩序と規律、服従を学校教育に求めていた。

そこにすでに大国である、イギリスから帰国したコッホ先生の教育方針は、頭の固いお偉方や特権階級には異端者扱いされ、追放されそうになる。

また、貧しい家庭の小柄な少年がいじめられ、意地悪な特権階級の優等生がいたりとか、映画ではよくあるストーリーが展開される。

それでもラストでは感動させられるんだけどね。

体操用具会社の社長の太っちょの息子が、いいところでリーダーシップを発揮したり、したたかな商才を見せたりナイスプレーだった。
たま

たま