骨法十か条

恋の罪の骨法十か条のネタバレレビュー・内容・結末

恋の罪(2011年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

 オープニング、いきなり水野美紀さんの絡みで始まるのに驚きます。そして体をバラバラにされた遺体が見つかり、そこから回想に突入しますが。
 最初の章で登場する小説家とその妻の生活の息が詰まる閉塞感っぷりが凄まじく、笑えるものになっていて最高でした。
 その妻が主人に献身的に尽くす女性ですが、しだいにとんでもない淫乱へと変貌していく姿がすごいことになっています。

 メインの登場人物3人の女性を見ているとあらためて思うのが、女性というのは男と違い。精神的に満足しないと肉体的にも満足できないものだということでした。奥さんは、最初は騙された形でAVの撮影現場へとやってきますが。その心の隙間を指摘されるのは「城」という求める言葉を言っている昼は大学の教授、夜は売春婦の顔を持つ女性で。2人が延々と彷徨うのを映していく映画でした。

 深い深い性愛の世界を描いていきますが、ブラックユーモア満載で爆笑してしますシーンもいくつかありました。序盤の夫婦生活もそうですし、家族でお茶をしながら罵りあうシーンなんて最高でした。

 「愛」を求めて女性という生き物の怖さ、悲しさを感じられるうえになおかつエンタテイメントとして作られているのが素晴らしかったです。こういう映画を観て、男は一体どうしたらいいのかと立ち止まってしまうくらいトラウマになりそうな映画でした。